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資生堂は31日、2010年5月から中国・上海市で開かれる上海万博の化粧品分野のスポンサーに決まったことを明らかにした。日本企業として同万博への協 賛は初名乗りとなる。世界的な景気後退で各社とも新たな事業や投資には慎重姿勢だが、資生堂は中国を成長市場と位置づけており、万博への協賛でさらなる知 名度のアップをはかる。

 協賛は、同社の中国子会社、資生堂中国投資(上海市)を通じて行う。資生堂は上海万博局が指定する化粧品供給メーカーとして、イベントコンパニオンに化粧品や香水、日焼け止めなどを提供したり、メーク法を指導する。また、会場内で商品PRも行う。

 日本国内の化粧品市場が飽和状態となるなか、資生堂は中国を成長の柱と位置づけている。期間中の6カ月で、のべ7000万人が訪れると見込まれる上海万博は、ブランドをさらに浸透させ、収益拡大をはかる絶好の好機とみている。

 資生堂は1981年に中国に進出。「オプレ」「ウララ」といった現地ブランドの商品を発売しており、中国内での高級化粧品シェアは首位。

 一方、資生堂は海外売上高の約3割を中国が占め、昨年度まで4年連続して前年度から3割増となっており、平成20年度についても、世界的な景気の低迷で伸び率は鈍化しているが、前年度比で2割増は確保できる見込みだ。

【上海万博】 正式名称は「上海国際博覧会」で、2010年5月1日から10月31日までの半年間、中国・上海市で開催される予定。メーンテーマは「より良い都市、より良い生活」。今年1月7日現在で185カ国、45国際機関が参加を表明している。